iphone,ipod等スマホや携帯オーディオプレイヤー用から屋内用の本格高級品まで、比較紹介します。

メーカー解説

DENON / デノン

(日本) 株式会社ディーアンドエムホールディングスの音響機器ブランドカンパニーの1社です。 最近ではCDJなどのDJ向け機器メーカーとしても世界的に知られています。 機械録音の初期の時代からPCM録音、サラウンドサウンドの隆盛を経て、現在のモバイル、ネットワークストリーミングに至るまでテクノロジーとともに発展し、常に先を目指して製品づくりを続けてきました。

SONY / ソニー

(日本) 日本が世界に誇るオーディオブランドで、ヘッドホン・イヤホンの人気も大変高く、 プロ用・コンシュマー用問わず多くの愛用者がいます。 商品ラインナップも豊富で、ベーシックなものからノイズキャンセリング対応タイプなど新機軸を採用したものまで、多岐に渡ります。 同社フラッグシップとなるMDR-EX700は、筐体素材にマグネシウムを用い、 イヤホンとしては世界最大となる16mmものサイズの振動板を採用するなどソニーの本気度の高さがうかがえ、高い評価を得ています。

audio-technica / オーディオテクニカ

(日本) 50年近い歴史を誇る日本のオーディオ機器専門メーカー。 特にフォノカートリッジやマイク・ヘッドホンなど微弱な信号を扱う製品の評価が高く、多くの支持を集めています。 国内ではSONYと並んで多くのユーザー数を誇りますが、若干ドンシャリ傾向があるソニー製イヤホン(比較的低価格の製品に多い)と比較すると、 全体的にフラットに再生する傾向があるようです。

BOSE / ボーズ

(アメリカ) 同社のラインナップには多数のスピーカーが並び人気も高いのですが、イヤホン・ヘッドホンに関しても多くの支持を集めています。 ニセモノが多数出回ったことがあるほど人気が高く、音質は同社スピーカーにも共通する量感豊かな低音に特徴があり、気難しさもなく聴きやすい傾向があります。

SENNHEISER / ゼンハイザー

(ドイツ) 1967年には世界で初めてオープンエアー型ヘッドホンを発売、オープンエアー型のヘッドホン・イヤホンに定評があります。 現在の高級イヤホン業界はバランスドアーマチュア方式が全盛ですが、 同社フラッグシップイヤホンのIE8はそんな情勢の中では数少ないダイナミック方式を採用しています。 バランスドアーマチュア方式と比べると繊細さに欠けるとされがちなダイナミック方式ですが、 IE8はそんな定説を打ち破る高性能イヤホンとして高く評価されています。

PHILIPS / フィリップス

(オランダ) ヨーロッパを代表する大手メーカーで、イヤホンに関しては独自機構や圧倒的な高性能を誇るタイプではなく、コストパフォーマンスで勝負するタイプのメーカー。 SHE9700は¥3,000以下で手に入れられるにも関わらず高いパフォーマンスを発揮し、エントリークラスのイヤホンとして高い人気を集めました。

AKG / アー・カー・ゲー

(オーストリア、ウィーン) 1947年にルドルフ・ゲリケとエンジニアであるエルンスト・プレスによってウィーンで設立され、当初は映画関連の音響機器を製作。音響機器の設計と製造を行っているメーカー。 現在ではK24PやK26Pといったポータブルユースのコンパクトヘッドフォンも評判が高い。

Etymotic Research / エティモティック・リサーチ

(アメリカ) Etymoticは「耳に忠実」と言う意味で、聴力技術に関する特許を89個持ち、その技術力を大学研究室との研究に生かしている。 ヘッドフォンに関しては、カナル型、バランスド・アーマチュア(BA)型のインナーイヤーヘッドフォンを主力としている。

ONKYO / オンキヨー

(日本) 1946年大阪電気音響社として設立。コーン紙まで内作した自社製スピーカーを搭載したラジオを発売。 このラジオがヒット商品になりオーディオ機器やテレビ受像機の製造販売にも進出。 車載用スピーカーではOEMを含めてトップシェアを誇り、大手の薄型テレビにオンキヨー製のスピーカーが使われている。

Roland / ローランド

(日本) 電気楽器の演奏時に音色を加工する機器(エフェクター)や演奏用スピーカーアンプ、音響ミキサーの製造を行っていたが、電子楽器・音響機器メーカーとして躍進する。

ULTRASONE / ウルトラゾーン

(ドイツ) 日本では株式会社タイムロードが販売を行っているドイツの音響機器メーカー。 ヘッドフォンが主力製品で、S-LOGICナチュラル・サラウンドサウンド・システム、ウルトラ・ロー・エミッション、Safer hearingなどの独自の機構を搭載して人気となっている。